心理学グチからはじめる認知行動療法

グチからはじめる認知行動療法 第7話



「書き出すときに『うまくいくわけない』などの自動思考が浮かんできませんでしたか?」

「『大丈夫かな』と何度か心配になりました。『できるかな』とも考えたりしましたね」

 問題解決リストに取り組んでいるときに、不安な気持ちが頭の中でグルグルと巡っていたことを話した。守口さんは、後ろ向きな自動思考が浮かんできたら、その認知の対処を行うことを勧めてくれた。

「心の準備をするには『自己教示法』が効果的です。『取りあえずやってみるか』や『気軽に取り組もう』などの言葉を繰り返し言い聞かせてやる気を起こします。『認知再構成法』で導き出したはね返す考えを何回も口にすることも効き目がありますので試してみてくださいね」

 守口さんは、問題解決リストを書くときのコツを説明してくれた。そして、計画を立案するだけでなく行動を起こすことが大切で、これを【行動実験】というのだと教えてくれた。

 これからが大事なのだ。必ず実行しようと決意していると、守口さんが部屋を出ていった。スマートフォンが鳴ったので確認すると、みのりちゃんからのメッセージが表示されていた。内容を確認して鞄に戻すと、守口さんがコーヒーのおかわりを持ってきた。

 空のカップにコーヒーが注がれていく。


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REVIEWS

評価

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良いと思うところ

おお~、新機軸ですね!面白くなってる…と思います。

店長の不機嫌にも理由があったと…それが次回語られる…最後の切り方も、興味をもたせて上手いですね!

今まで「敵役」だった店長が味方に回り、本社の人間が新たな敵役として登場しました…

「ホームコメディ」ぽい話の方が、私は読み易いですから店長もファミリーの一員のような感じの方がいいですね…(今まではバイトの子たちとみのりちゃんと守口さんと…あまり「ファミリー」とは言えなかった…)

良くないと思うところ

ちょっとだけ長くて、気だるい…(必ず書かなければいけない感じなので、無理やり書いているだけですが…)

かおり
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評価

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良いと思うところ

面白かったです^ ^
余韻みたいなものが残る、店長の本心、本性が気になる終わり方…(^^)

どんな人でも表と裏は必ずあるけれど、(仕事の、自分の)体裁や立場を考えるだけでなくて、素直に行動したい、変われるものならたいのかわりたいと思うはずだから、、、(店長の)このタイミング、良かったです。

佳歩ちゃんが考えてる時とかの間は、いつもらしくて、いじらしいくて愛おしい(o^^o)

佳歩ちゃんと取り巻く人も皆、認知療法が支えとなり自分に葛藤しながら成長していく、この先が楽しみです。

良くないと思うところ

男女ともに同じくらい共感するような話になればさらにいいかなぁと思ってます。(女性目線側のウエイトが高い感じに思えるので)

Shiho☆
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