心理学グチからはじめる認知行動療法

グチからはじめる認知行動療法 第8話


【問題解決技法】

〈問題解決リスト〉 佳歩の場合

①現在抱えている問題

 ・店長が仕事を抱えこんで業務が滞るので自分も手伝いたいと伝えたいが怒られるかと思うと憂鬱になり声をかけることができない

 ・自分の伝え方(言い方)が悪いときがあるのかもしれないと不安になる


②今回取り組むこと

 ・店長が抱えている仕事を自分も一緒に手伝いたいことを伝える


③ブレインストーミング(考えられる解決策リスト)

 1.業務が滞っているときに伝えてみる

 2.店長が事務所にひとりでいるときに伝えてみる

 3.店長から仕事の話がでたときに伝えてみる

 4.朝の情報番組の占いで自分の星座が一位のときに伝えてみる


④解決策リストの長所と短所(③であげた解決策に対する長所と短所)

 1.《長所》店長にも状況が伝わりやすい

   《短所》業務が滞っているときは忙しいので余裕がなくて怒り出しそう

 2.《長所》他の従業員に聞かれない

   《短所》ふたりきりで自分から仕事の話を振るのは緊張する

 3.《長所》店長から仕事の話をしているときは私の意見も聞いてもらえそう

   《短所》俺に指図するなと怒りだしそう

 4.《長所》前向きな気持ちのまま怖がらずに伝えることができそう

   《短所》占いの結果は店長の様子と関係ないので機嫌が悪いときは怒りだしそう。唐突で私の心の準備ができない


⑤今回実行する解決策

 ・一か月の間に店長が事務所にひとりでいるときに店長の抱え込んでいる仕事を一緒に手伝いたいと伝えてみる


「①現在抱えている問題」では自分が困っていることや課題を具体的にあげるようアドバイスを受けた。守口さんは「いくつあげてもいいんですよ」と言ってくれた。私はカタツムリ日記から、よく浮かんでくる自動思考を参考に問題をあげた。

「②今回取り組むこと」は①であげた問題や課題をもとに何に取り組むかを決めて現実的で達成できる目標を考えた。【SMARTの法則】を参考にしてスムーズに目標を決めることができた。

「③ブレインストーミング(考えられる解決策リスト)」では数多く解決策を考えた。無謀だと思える策でも、とにかくたくさん案を出すことが大切だと教わったのでどんどん書き出していった。③の項目を見ると、伝え方というより、どの場面で話をするかに気を取られていたようだ。話す場面をどこにするかということに対する案が多い。

「④解決策リストの長所と短所」については③であげた解決策の長所と短所をそれぞれ見つける作業を行った。

「⑤今回実行する解決策」はどの解決策が実行しやすく、目標達成に役立つかを考えて選び出した。④であげたものがとても参考になった。解決策の長所と短所を見つけて比べることによって、この短所なら自分でも乗り越えられるということがわかりやすくなった。

 私は振り返りながら、空白のままの項目に目をやった。


⑥実行

⑦実行したことの評価


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REVIEWS

評価

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良いと思うところ

佳歩ちゃんの、真剣な〝おまじない^ ^″が笑いを誘いました(笑)
佳歩ちゃんらしいわーーなんて。でも誠意が店長に伝わった感がして、思いもよらないことされると魅力感じます(^^)

店長、本当は優しい心の持ち主だったのですね。そんな過去があったのなら、傷を引きずり続けるの分かる気がします。キツイことだけれど、あることだなあと。

【問題解決技法】とても丁寧な説明でした。こうやって落ち着いて一つ一つ整理していければ、挫けそうになっても、、、やる気に変えられそうです(^^)
佳歩ちゃんの心に光が差す感覚が伝わり、良かったです!

良くないと思うところ

忙しくて時間に追われて、ぐったりの時には、どうやって落ち着いて解決リストにじっくり取り組めるだろうか、と思います。。。

Shiho☆
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みかん
コメントの評価

評価

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良いと思うところ

会社も店長も佳歩も、みんな辞めればいいのにと思うけど、辞めないで原因を探れば、解決法が見えてきて、会社も店長も佳歩も今より良くなるのかも…
それならば、辞めない方が良いのかもしれない…

良くないと思うところ

店長がふてくされて仕事している理由なんてどうでもいいし、そのことで店員の士気を下げ、雰囲気を悪くしていることが全て。
会社がなぜ店長にしておくのか、店長はなぜ会社を辞めないのか、全くわからないし、佳歩が店を辞めない理由付けも弱い。
①~⑦までの〈問題解決リスト〉は、読む気がしない。今回は一番、読むのがしんどかった。
「逃げるは恥だが役に立つ」という諺の方が、説得力がある。

かおり
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